2007年12月21日

現役僧侶が運営する「坊主バー」、静かな人気に−悩み相談や説法も

 年の瀬12月に入り、四谷・荒木町にある本物の僧侶4人が運営する「坊主バー」(新宿区荒木町、TEL 03-3353-1032)が静かな人気を集めている。

 同店は浄土真宗本願寺派の僧侶が運営しているショットバー。現役の僧侶が「バー」という形態で、広く一般の方々に布教したいとの思いがきっかけとなり、 1992年に大阪・心斎橋に1店目を開業した。予想以上に好評を博し、2000年9月に同店が開業、3年ほど前には東京・中野に3店舗目がオープンした。

 同店の入り口には「南無阿弥陀仏」と書かれた木の板、仏壇があり、お香の匂いがかすかに漂う店内では作務衣姿のスタッフが料理やアルコール類を提供。通常のバーとしてはもちろん、日常や人生の悩み相談や「説法」を受けにくる客などを中心に営業を続けている。

 少しずつメディアに取り上げられるようになり知恵度もアップ。12月に入ってからは、他の月とは違い早い時間から集客があるという。代表の藤岡善信さんは「偶然この場所に構えた店だが、荒木町の雰囲気が意外としっくりきている。今後は海外での展開もしてみたい」と話す。

 営業時間は19時〜1時。日曜・祝日定休。29日には店内で「お焚き上げ」を行う。12月30日〜1月3日は休業。
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メール便3524冊を未配達〜ヤマト運輸

 「ヤマト運輸」は20日、愛知・阿久比町の事業所で、3524冊のクロネコメール便を配達していなかったと発表した。

 委託配達員の女性(26)が04年から2年間、自宅に放置していたということで、メール便の多くは、通販会社のダイレクトメールやカタログだという。

 女性は「ほかの仕事が忙しくて配達しなかった」などと話している。
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2007年12月20日

改正貸金業法が施行 消費者金融“大寒波” 顧客減少で中小淘汰へ

 複数業者から借り入れる多重債務者問題の解決を図るため、改正貸金業法が19日に本格施行された。同日には新たな自主規制団体「日本貸金業協会」も設立され、過剰融資の歯止めを目指す。総量規制や上限金利の引き下げで顧客にとっては借り入れが厳しくなる一方、経営悪化に伴う業界再編も加速しそうだ。(大柳聡庸)

 ≪CMも規制≫

 「業界の自主規制機関として、多重債務者の未然防止などに真摯(しんし)に取り組んでいく」。日本貸金業協会の会長に就任した小杉俊二氏(プロミス元専務)は同日の会見で、多重債務者問題の解決に意欲をみせた。同協会は消費者金融や信販会社など4063社が加盟したが、自主規制の柱の1つは、過剰融資を防ぐため毎月の返済総額を借り手の月収の3分の1、あるいは年収の36分の1以内に抑える総量規制だ。

 テレビCMの放映時間帯は制限され、駅前などに乱立していた色鮮やかな屋外看板も午前0時以降の点灯が禁止される。自主規制に背けば、過怠金や除名などの処分が科される場合もある。

 昨年12月に成立した改正貸金業法は法令違反への罰則強化を今年1月に先行して実施。第2段階となる今回の規制強化では、しつこい取り立てを深夜や早朝だけでなく日中も禁止した。また、金融庁は登録取り消しや業務停止命令に加え、業務改善命令も出せる。

 さらに、平成22年6月までに貸付総額を年収の3分の1までとする総量規制や、出資法の上限金利(年29・2%)が20%に引き下げられる。

 ただ、法律の施行を前に大手消費者金融は前倒しで上限金利を引き下げている。プロミスは19日から上限金利を年17・8%に引き下げ、武富士も来年1月から年18%に引き下げることを決めた。

 ≪審査合格4割≫

 上限金利の引き下げに伴い、各社は審査基準を厳格化している。このため、新規申込者のうち実際に契約した人の割合は、大手でも4割程度にとどまる。上限金利引き下げ後はさらに「3割程度にまで低下する」(消費者金融幹部)ことが予測され、望んでも借りられない人が増加する見通しだ。市場の縮小で、業者にとっても経営環境は厳しさを増す。中小業者を中心に淘汰(とうた)の波が押し寄せそうだ。
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